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L5椎間板ヘルニアを腰椎に触れずに改善。

FROM;菅野

 

こんにちは!

今回より内臓整体協会で症例報告をさせていただきます。

いわき市で整体院を経営しております

菅野琢真(すがのたくま)と申します。

本日は「腰椎椎間板ヘルニア」について書いていきますね。

 

腰椎5番の疼痛⇒ぎっくり腰を頻発

 

私の院に来る前にもいろんな整体、整骨院に通院したらしいのですが、

あまり効果はなかったようで、

「私は昔から人には見えないオーラが見えます」

「~さんはこんな色してるからこの水晶を背中に当てれば痛みが緩和します!」

なんていうようなところでも施術を受けて効果がなく

行きつくした感じで最後にしようと当院へお越しになりました。

この患者さん、来院時にも痛そうにしてぎこちなく歩いて入ってきました。

あなたはこんな患者さんが来られた場合どうされていますか?

ある協会員の先生に聞くと、入会前にこんな患者さんが来ると

悪化させたらどうしようと緊張して消極的な施術を行っていたみたいです。

とりあえず電気で差し障りのないように対処する。

とりあえずマッサージでごまかす。

とりあえず安静にさせてシップで様子みる。

きっとこのような対処をしている先生も少なくないと思います。

 

カウンセリングにヒントがある!

 

多くの接骨院の先生は気にも留めない患者さんの訴えに原因要素が

隠されていることって多いです。

<<<患者様の情報>>>

主訴は腰痛。腰椎5番の疼痛、肩から腕にかけての痺れ、ぎっくり腰を頻発。

頻繁な下痢、

不定愁訴(だるい、もやっとした頭痛など)、

不眠、

月経の乱れ、生理が来ない時もある

生理痛、

子宮内膜症(一年半前に病院で診断)

42歳の女性でお子様が1人います。

この時点で

消化器系や子宮の問題から腰椎負担があることや

脳脊髄液の循環不良やそれに付随する問題などが示唆できるので

ある程度狙いを絞って検査に入っていけます。

 

検査~施術

 

実際に検査をおこなっていくと

脊柱(特に胸椎11.12)、頸椎が弾力性がなくなっており、

左肩関節の外転挙上は90度で制限疼痛あり。

仙腸関節の内旋にロック。

これらの原因を前述のカウンセリング情報と合わせて絞り込んでいくのですが、

今回は、頭蓋の動きも悪く脳脊髄液循環不良が見られたので、循環調整から行いました。

この時点で上記の仙腸関節、腰椎以外の問題はほぼ改善。

仙腸関節は今回は回盲弁から引きおこった症状のようで

その調整を行いました。

最後に子宮の調整を行った時点で腰椎の問題も緩解。

結果的に、腰椎部分には触れることもなく

頭蓋と内臓からのアプローチで今回は改善に導けました。

症状の出ている部分だけを見ていくと

原因部、症状を引き起こしている部分を見落としがちです。

内臓のつながりや頭蓋のつながりをはじめ

体には多くのつながりがあり

筋骨格系だけで考えていくのには限界があると思います。

まだ、そーいったつながりを知らないとしたら

VBA内臓整体協会がお力になれると思いますよ。

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