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正座はできないけれど、屈曲はできる。

FROM;羽生

軽い曲げ伸ばしは可能だけど、

正座など、荷重ありで完全屈曲すると

膝が痛いっていう症状。

ありますよね??

今回の症状はその話なんですが、

既病歴として、

右内側半月板を手術で取ってる。

左の内側半月も手術はしていないが損傷歴はある。

そんな方なんですが、

あなたならどこにアプローチしますか?

僕の場合。

何年も前は、半月板を疑って

半月板部に超音波をかけたり、

膝自体のモビリゼーションをしたり、

トリガーポイントで狙ったりってやってましたけど

改善しなかったですね。

今回は、

内臓からのつながりで改善したので

そのお話を。

 

他動・自動で確認。

 

自動運動で確認すると、、、

しゃがみ

つま先立ちならしゃがみこめる。

けど、踵をつけると左膝に痛みが出て曲げれなくなる。

正座

つま先や股関節、どうポジションを変えても左膝が痛くて曲げきれない。

という状態。

他動でみると、、、

右膝

屈曲、内旋に制限。

左膝

屈曲、内旋、外線に制限。

 

肋骨に着目すると

 

膝の動きに胸椎の可動が影響することは多いので

確認してみる。

肩幅が狭く

肋骨の

左右幅が狭くなって

前後幅が増大してる。

いわゆる鳩胸のような、、、

弾力性も失ってるし、

胸椎も全体に硬い印象。

呼吸のチェックをすると、

吸気相が弱い。

 

宿便?便秘気味

 

そこから、内臓もチェックしてると

いわゆる大腸の反応が見えて、、、

盲腸部とS字結腸部の反応が目立つ。

聞くと、便秘気味だという。

出なくはないけど、コロコロした便が多く

スッキリしないという。

女性で多いですね、、、

アプローチしたのは、

①縦隔・横隔膜から、胸郭の動きの改善。

②大腸を中心に消化器系の改善。

これで膝の痛みもROMも改善。

つま先だちしゃがみも正座もOK!

ただ、

踵接地でのしゃがみが少し抵抗が残ってしまった。

それも、ヒラメ筋のアプローチで改善したけど。

次は、ヒラメ筋等に負担をかけてた原因がとれれば良いかな

といったところで施術は終了。

5年以上、正座が出来なかったそうなので

かなり喜んでもらえて手応えは良かったですね♪

あなたがいま持っている施術の武器が

筋骨格系のみだったり

つながりからのアプローチがなかったり

という状態なら、

多角的なアプローチが学べますよ。

今季の募集期間は1/21まで限定9名です。

いよいよ、協会の第2期の募集が始まりました。

詳しい講座概要も載せてあるので是非チェックしてくださいね。

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