尺骨複雑骨折→20年越しの脅威。
FROM;羽生
配置換えした自院のデスクより、、、
今回も大昔に治癒したと思っている骨折が
引き起こしていたケースを書きます。
そのクライアントの女性ははじめ
ぎっくり腰になってから
3ケ月経っても重だるい痛みがひかないという
ご相談でご来院されたんだけど、、、
当初、
仙腸関節と胸椎がガチガチになって
悲鳴をあげてた。
(※他の問題もあげればキリがないけど)
でも、痛むのは下部腰椎部。
ズキズキした痛みじゃなくて
いわゆる鈍痛。
中からいたぶられてるような痛み。
臓器的には
胃が悲鳴あげてて、
毎食後にもたれ感、膨満感があるって言うんだもん
やばいよね!
そういったとこを初回は調整して
2回目の来院時には、当初の訴えの痛みは
ほぼ改善してたんだけど。
胃の緊張が強いまま。
食事のアドバイスをして2回目が終わっての
3回目。
子どものスポーツ応援で6時間くらいアスファルトに
座ってたら腰の痛みが出た。って
&生理がきた!
もちろん、調整して終わったんだけど
その日も胃がよろしくない。
4回目の時に、胃以外の状態は気にならないくらいになってて
どうしたもんかなと悩んだわけです。
だって、治癒機序にのってこないんだもの(苦)
食事も氣をつけてくれてるし、
他に氣になる習慣はないし、環境も悪くないし、、、
そんで、初回のカウンセリングの既傷歴を思い出した。
尺骨の複雑骨折。
つまり、開放骨折ですね。
そのあたりは感覚が鈍いとは言ってたんだけど、
上肢まわりのROMや脊椎のROMにはさして影響してなかったから
あまり気にせずにいたの。
まさかな〜?
とは思いつつ、
そこで胃に変化出るかテストしてみたら
すっごい変わるんだもんね!!
本人も
「今、すっごい胃が軽くなった〜」
って笑っちゃうくらい。
このクライアントさんは、
幸いにも骨折の時の状況を覚えてくれてたから
発生機序もわかって整復(?)調整も
迷わずにできたんだよね♪
調整した瞬間は、
「胃の憑きもの」がとれたような
爽快感だったみたいです。
全部が全部、古傷に問題があるとも限りません。
でも、
とにかく内臓調整で、
とか
頭蓋使って、
とか
筋肉(膜)で
とか、
関節の矯正で
とか意固地になって自分のテクニックに症状を合わせる
のではなくて、
症状の改善にその時に必要なことをしてあげる
柔軟性は必要だと感じます。
数百のテクニックがあって、その利点も様々で、、、
でも、症状の改善に必要なことって数百もないでしょ?
本質的に原因がわかればアプローチもテクニックも
少なくて良いもんね。
たくさんのテクニックを覚えても
原因を見極める力がないと持ち腐れになりかねない。
そんなことを考えながら、、、
最後までお読みいただきましてありがとうございます♪
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